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障害者向けのグループホームって?
2019年09月01日
障害者向けのグループホームとは、正式には「共同生活援助」と言います。障害福祉サービスの一種であり、障害者同士が共同生活をしている下宿屋のようなものだと言うと把握しやすいでしょう。食事や洗濯をはじめとして、暮らしている障害者のサポートをしてくれるスタッフが常駐しているため、安心して自立生活を送ることができる環境になっています。ただし、あくまで手伝いのスタッフというだけであり、基本的にグループホームでは、自立した生活が目的となっています。障害者自立支援法においては、訓練等給付の枠に入っているため、制度の面から考えると、自立のための訓練施設だと言っても良いでしょう。 グループホームを利用できるのは、現在知的障害者と精神障害者となっています。入居期間は施設によって様々であり、2年から3年と定めているところは多いですが、無期限のところもあります。ただし、基本的には訓練を念頭に置いているため、長期間終わりなく住み続けるところではなく、それぞれのペースで自活訓練を行えると考えると分かりやすいです。